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リモートデスクトップを複数同時接続可能にする

概要

Windows Vista のリモートデスクトップ接続(ターミナルサービス、以下 RDP)は標準では 1 人のユーザーのみしか、同時に接続できない。Server 系との差別化のためだと思われるが、機能的には可能なため、dll をいじることで同時接続可能にできる。

ただし、正式な方法でないため、動作は保証しないし、不安な人はやめておいたほうがよい。

手順

C:\Windows\System32 にある termsrv.dll が RDP のシステムファイルである。ファイルの上書きの際は、権限がない!と怒られるので、セーフモードで無理矢理権限を取得する必要がある。

  1. このファイルは直接編集できないので、C:\ などにコピーする。
  2. バイナリエディタ(Stirling など)で、この termsrv.dll を開く。
  3. 次のアドレスからはじまるバイト列を書き換える。
    Stirling なら[指定アドレスへ移動]などで下記アドレスにジャンプすればよい。
    0x000173D7:C0 3B 91 20 03 00 00 5E 0F 84 31 EF 00 00 5D
    ↓
    0x000173D7:C0 BA 00 01 00 00 90 5E 89 91 20 03 00 00 5D
    
    0x00051AE4:F8 74 2F 68 88 27 85
    ↓
    0x00051AE4:F8 E9 2C 00 00 00 85
  4. termsrv.dll を保存して閉じる。
  5. 再起動して、セーフモードで Vista を起動し、管理権限をもったユーザーでログインする。
  6. [タスクマネージャ]-[サービス]で Terminal Service が動作していないことを確認する。
    動作されていれば、右クリックから停止する。
  7. コマンドプロンプトを起動し、下記コマンドを実行する(ユーザー名はログインしているユーザーの名前に置換)
    cd C:\Windows\System32
    takeown /f termsrv.dll (所有権の設定)
    icacls termsrv.dll /grant ユーザー名:F (フル権限の許可)
  8. エクスプローラから編集済みの termsrv.dll を C:\Windows\System32 に上書きする。
  9. C:\Windows\System32\termsrv.dll の[プロパティ]を開き、[セキュリティ]タブから、さきほど付加したログインユーザーへの権限を外す。
  10. 再起動する。

以上でマルチプルセッションが可能となっているはずである。

参考

(2010/03/25 17:26:32)
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プロフィール

Kenz Yamada(山田研二)。1984年生。大阪。ちょっとずつ好きなプログラム作ってます。 好きなものはカメラと旅行。ガジェットや身の回り、ちょっとこだわります。 詳しくは Web mixi で。

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