Windows Vista のリモートデスクトップ接続(ターミナルサービス、以下 RDP)は標準では 1 人のユーザーのみしか、同時に接続できない。Server 系との差別化のためだと思われるが、機能的には可能なため、dll をいじることで同時接続可能にできる。
ただし、正式な方法でないため、動作は保証しないし、不安な人はやめておいたほうがよい。
C:\Windows\System32 にある termsrv.dll が RDP のシステムファイルである。ファイルの上書きの際は、権限がない!と怒られるので、セーフモードで無理矢理権限を取得する必要がある。
0x000173D7:C0 3B 91 20 03 00 00 5E 0F 84 31 EF 00 00 5D ↓ 0x000173D7:C0 BA 00 01 00 00 90 5E 89 91 20 03 00 00 5D 0x00051AE4:F8 74 2F 68 88 27 85 ↓ 0x00051AE4:F8 E9 2C 00 00 00 85
cd C:\Windows\System32 takeown /f termsrv.dll (所有権の設定) icacls termsrv.dll /grant ユーザー名:F (フル権限の許可)
以上でマルチプルセッションが可能となっているはずである。
Kenz Yamada(山田研二)。1984年生。大阪。ちょっとずつ好きなプログラム作ってます。
好きなものはカメラと旅行。ガジェットや身の回り、ちょっとこだわります。
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