今まで ZEBRA Clip-on multi(以下、クリップオン) を ハイテックCコレト(コレト芯) でハイテックC化して使っていた。
クリップオンは安くてよかったのだが、ずっと使っているとスライド部分に汚れがたまり、動きがシブくなってきた。加えて消しゴム部分のキャップがどっかにいってしまって非常にカッコ悪い。
というわけでなんか他にボールペン4色+シャーペンのやつないかなぁと思っていたら、ドクターグリップの4+1版(以下、ドクターグリップ) を発見! これはやってみないと。
・・・が、調べてみるとこのドクターグリップ、芯の長さがコレト芯より長い。クリップオンはコレト芯より短かったので切断すればよかったのだが、今度はそうはいかないらしい。
しかし「まぁなんとかなるだろ」と思って早速購入。実際に芯を抜いてみるとたしかに長い(下図参照)。
上から順に
である。
1が約99mm、2が約94mmなので5mmほど足りない。3は後述。
足りない分どないしょーかと思って何回か試してみた。
余っていた他の芯から5mmほど切断し、ハンダごてでコレト芯の後ろに溶着してみた。 バイスにはさみながらやったが、うまくつかない。うまくついたかと思えば容易に折れてしまう。
ドクターグリップにつっこんだ状態で折れられると大変まずいので、このままではNG。
なんらかの支持棒をいれてやる必要がありそうだ。ちなみにコレト芯の内径は約1.6mmである。
引き出しをあさっていたら、ケーブルをとめる絶縁ステープル(こんなの)があったので片足をニッパで切断し、コレト芯につっこんでみた。ちょっときつめでイイ感じ。強くひっぱると抜けそうなので、その上から別の芯をロウ代わりにして溶かし、溶着した。
溶着は強度をあげるために多めに材料をもってみたが、このままだとドクターグリップに入らない。回転させながらヤスリで周囲を削ってやると入るようになった。
その結果がこの図の3番目のものである。
強度的にも使用感的にも問題はない。が、見た目が悪い。おまけに溶着時に有毒ガス(たぶん)がでるので身体に悪そうだし、臭いし、なによりめんどくさい(笑)
クギがダメならネジだろ〜、と安直な考えに基づき、ネジをあさる。M3は死ぬほどあるが、意外に小径ビスがない・・・。
仕方なしにホームセンターに買いに行く。内径が1.6なのでM2でいけるはず。というわけでM2×10を何本か買ってきた。
片一方の芯にねじこんだ後、ニッパで何度かつまんで頭を落としてやる。上図の右のものは頭を落としたもの。その後、もう片方をねじこめばよい。完成図が下の図。
んー美しくはないが、機能的には十分。長さ10mmだと3山ぐらいしか両端にかからないので、心配なら15mmか20mmを購入して調整した方がいいかもしれない。
ともかくこれを4色繰り返し、ついにドクターグリップ4+1のハイテックC化が完了。
うーん、クリップオンより少し重いが満足感がだいぶ違う。カッコイイ。書き味も文句なし。
えがったえがった。
このページの情報がちょっとでもお役にたったなら下のリンクから商品を探してみていただければ幸いです☆
専用グリップが別売されていました。しばらく使っているとちょっとゆるい感じになってしまうので、付け替えられると最初のグリップ感を維持できそう。
Kenz Yamada(山田研二)。1984年生。大阪。ちょっとずつ好きなプログラム作ってます。
好きなものはカメラと旅行。ガジェットや身の回り、ちょっとこだわります。
詳しくは Web mixi で。