Hyper-V では仮想ネットワークアダプタとして、[外部]・[仮想ネットワーク]・[内部]を選べる。
[外部]だと Hyper-V を実行しているマシンと同セグメントの IP アドレスが仮想マシンの数分、必要になる。複数の元あったサーバーを統合する場合はこれがベストな選択なのだろうが、仮想マシン自体は仮想ネットワークに閉じ込めておきたい場合もある。
今回立ち上げた環境ではグローバルアドレスが複数用意できない環境であったため、仮想マシンは[仮想ネットワーク]にして、プライベートアドレスを割り振るしかなかった。この場合、ポートによってサービスを割り振ることで、あたかも 1 台のサーバーですべてのサービスが動作しているように見せることになる。 (まぁ、仮想マシンなので、物理的にはどっちにしても1台なわけだが)
動作自体は単純なポート転送なのだが、Windows で設定したことがなく、設定にかなり戸惑ったので、ここに記録しておく。
構成は下記の通り。要は物理ネットワーク側(この図では"ユーザー")から S のホスト名で透過的に W, F, D の各サーバーに接続できればよい。
役割 | ポート | |
リモートデスクトップ (RDP) | ||
RDP | TCP | 3389 |
データベース (MySQL) | ||
MySQL | TCP | 3306 |
Web サービス (IIS) | ||
IIS(HTTP) | TCP | 80 |
ファイル共有 (SMB) | ||
ダイレクト・ホスティング SMB サービス | TCP | 445 |
ダイレクト・ホスティング SMB サービス | UCP | 445 |
NetBIOS セッション・サービス | TCP | 139 |
NetBIOS データグラム・サービス | UDP | 138 |
NetBIOS 名前サービス | TCP | 137 |
NetBIOS 名前サービス | UDP | 137 |
Kenz Yamada(山田研二)。1984年生。大阪。ちょっとずつ好きなプログラム作ってます。
好きなものはカメラと旅行。ガジェットや身の回り、ちょっとこだわります。
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